一度決めたことは簡単に曲げない

もしかすると若い人に傾向としては多いのかもという肌感覚はありますが、それが全てではありません。なんの話かというと例えばセミナーやイベントに事前に申し込んだにも関わらず前日や当日にキャンセルすることです

いわゆるドタキャンになりますが、これは申し込みの段階で自分自身にクロージングされていない状態の時に起こる現象です。直前になって「あー、面倒臭いな」「行かなくてもいいか」的な心の声が聞こえてくるとこの現象は起きやすいですね

では何故そうなるのか?これは大きく分けると2つあると思いますが、一つは本当に不可抗力としてキャンセルせざるを得ない場合。もう一つは自分自身の問題を言い訳にすり替えてキャンセルする

前述の不可抗力、例えば両親や近親者が危篤であったり亡くなった、交通手段やインフラが止まった、自然災害が起きたなどの場合です。これらは自分自身ではどうしようもありませんので潔く諦めるしかないですし、主催者も納得するしかありません

しかし後述してある自分自身への言い訳はあまり良い印象を与えません。何故ならば主催者としても実害がありますしもしかしたらその人が参加するからと聞いて参加を決めた人がいるかもしれないからです。とかくノリや勢いで参加を決めた方に多いケースですが、この時点でクロージングされていないのでドタキャンという残念な現象が起きやすいようです

もう一つあるとすれば後からもっと自分にとって美味しい話がきたのでキャンセルしちゃえ−的なぱたーんもあります。これも結局は信用という最も大切なものを失うので結果としてどんなにその時はいい話であったとしても後々後悔することになります

その場その瞬間でしか物事がみられない人に多い傾向と言えるでしょう

一度決めたことはきちんと実行するという習慣をしっかり身につけないと毎回同じ現象が起こり得ます。そうすることによってあの人はそういう人なんだという印象が強く残ってしまいビジネスとしてみた場合最悪になりかねません

そして必ず先に入った要件を最優先する。これはシンプルですがとても大切なことなので是非実行して頂けると嬉しいです。後からどんなにいい条件の話が来たとしてそれは調整すればいいだけの話なのです。決して先に入っている要件をキャンセルすることは極力避けたいですね

先崎雅和