私も含めて皆さんも何らかのビジネスをしていると思います。職業、職種、立場といった事は関係なく今のビジネスをしている根本的理由を考えた事はありますか?
ただなんとなく、生活の為、お金の為、稼ぐ為といった話も聞こえてきますが果たして本当にそうなのでしょうか?
そもそも人は何のために働くのでしょうか?もし生活の為だったとしたら人生の貴重な時間の3分の1を使う事に意義はあるのでしょうか?人生は有限であり終わりがあります。これは自然界の法則で絶対に避けられない事実なのです
その貴重な時間を使っているのですから何らかの目的、想い、理念、志といった自分自身の絶対的理由を自分自身で納得し、理解し、自分の腹に落とす事でビジネスが劇的に変わります。そしてそれらを言語化し相手に伝える事でどんな効果があるでしょうか?
よく言われるのですが、日本では名刺が大変重用され名刺はその人格そのもののように扱います。なので一般的なマナー講座でもいかに丁重に、慎重に扱うかといった事にフォーカスしがちです。ちょっと視点を変えて諸外国ではどうでしょうか?社名と名前を名乗る自己紹介をしているのは実は日本ぐらいかもしれません
諸外国では名前もそうですがそれよりも、どこからきたの?家族はいるの?どういうビジネスをしているの?どんな想いがあるの?といった事を矢継ぎ早に聞かれます。慣れていない日本人ではびっくりして面食らってしまうでしょう。思い出して欲しいのですが、社名と名前だけを交換して何か印象に残った事はありますか?
もちろん絶対ではありませんがいわゆるビジネス交流会、賀詞交換会等で沢山の人と名刺交換をします。あとで会社に戻ってから名刺をみて思い出す事ってありますか?下手をするとほとんどの人の顔すら思い浮かばないケースもあるでしょう。これはかつての私自身もそうでしたので一般的だと思います
そうではなくシンプルに相手に印象に残りながらも刺さる挨拶ができたらどうでしょうか?きっと相手にとってこの人とビジネスがしたい!またお会いしたい!ってなりませんか?
今一度自分の原点を思い出し深く考えてみる事をお勧めします
先崎雅和