成功の反対は

すでにご存知の方も多いと思いますが、ありがとうの反対は何だと思いますか?

漢字で書くとわかりやすいかもしれません。

『有難う』なので、反対は『無難』になります。

難が無いので『あたりまえ』とも言えますね。

そこにあるのが「あたりまえ」になってしまっている人やモノ。

そのことで感謝する気持ちをなくしてしまっている人やモノのことです。

ところで、「成功」の反対は何だと思いますか?

「失敗」や「挫折」ではありません。

答えは、「何もしないこと」です。

失敗を積み重ねていくと、成功にたどりつける。

だから、失敗の向こう側に成功に繋がる思考がある。

なので、成功の反対に存在するのは「何もしないこと」なになるのです。

さらに、「愛」の反対は何だと思いますか?

「嫌悪」や「憎悪」ではありません。

答えは、「無関心」です。

愛も行き過ぎると、嫌悪や憎悪に変わります。

「愛(いと)しさ余って憎さ100倍」という言葉もあるくらいですから。

しかし、関心がなければ決して愛には結びつきません。

だから、人に関心を寄せることが愛であり、無関心の人には愛が欠如している

ということになります。

だからかもしれませんが、最近、社会や物事に無関心の方が多くなったように

感じ何か寂しさを覚えます。


こう考えると、「ありがとう」も同じではないでしょうか?

「あたりまえ」と思っていると行動に繋がらないため「何もしないこと」と同じです。

つまり、「あたりまえ」と思っていることは「無関心」になります。

だからこそ、身のまわりの「あたりまえ」のことに関心を持ち、

感謝の気持ちが湧いてくることで行動に繋げていく。

そして、その行動するということが成功へ繋がるのではないでしょうか。

常に感謝を忘れず行動する人でありたいですね。


菊地 利行