損をしたくないという考え方そのものが損をしている

少し長いタイトルですがちょっと深いお話を

人は誰も皆そうですが損をしたくありません。喜んで損をする人はそうそう存在しないと思います。その現実は否定しません。ただ考え方の根底にそれがあると結果的に最も損をするという現実があります。一体これはどういうことでしょうか?

昔から言われている言葉でも損して得を取れ、先義後利、肉を切らせて骨を断つ等に代表されるようにまずは相手の立場、相手の利益を先に考え後からリターンが来るという原理原則があります。この原理原則を守らず自分の利益、自分の立場を優先させると結果的に最も損をします

損得が全てではありませんが当社は特にこの先義後利を非常に大切にしています。そして世間でよく言われているウィンウィンの考え方がありません。ではどう考えているかというとハッピー❌ハッピーです

そのそも勝つとか負けるという発想そのものが時代に合いません。今のビジネスは勝ち負けではなく協業でありシェアの時代です。お互いがお互いの立場を尊重し、理解し、リスペクトする関係が望ましいと考えています。この考えですといわゆるコンペティターが存在しなくなります

全ての会社が仲間でありまさに我以外皆師です。あらゆる会社と業界を超えてアライアンスを組む事ことが今の令和の時代にマッチするビジネススタイルと信じています

自分だけ、とにかく損をしたくない、自分だけ儲かりたいという考えそのものが時代にマッチしていないばかりか機能しません。まずは相手の利益を考え立場を立て立場の恩人になりませんか?

損得感情より、友情、愛情、義理人情を当社は優先し大切にします!それが当社の経営理念の根幹であり根本です!

先崎雅和